ニキビとホルモンバランスの関係｜ニキビの最新口コミ情報はニキビNavi！！

しつこく治りにくい大人ニキビの原因には、実は男性ホルモンが深く関わっています。 通常、女性の体内でもわずかな量の男性ホルモンが作られているものですが、 この男性ホルモンが増えすぎたときに、大人ニキビができてしまうことが分かっています。

男性ホルモン中のアンドロゲンは、皮脂成分の半分を占める トリアシルグリセロール（トリグリセリド）の分泌を促進するとともに、 角化細胞（ケラチノサイト）の増殖を促して角質を肥厚させ、 毛穴が角栓で塞がれやすい状態を作ります。 この毛穴詰まりと皮脂分泌が重なった結果として、ニキビが出来てしまうのです。

顔のUゾーンや鼻の下、口周りにニキビができている、 あるいはできやすいという人は、男性ホルモンに影響されている可能性が高いと言えます。ここは男性の場合だとちょうどヒゲが生える部位に相当します。 つまり、男性ホルモンの影響を非常に受けやすい部分であるゆえに、 女性の場合ではヒゲの代わりに大人ニキビが出来てしまうのです。

なぜ、女性であっても男性ホルモン優位の状態になるのでしょうか？ 最大の原因としては、不規則な生活やストレスによる自律神経の乱れと、 そこからくるホルモンバランスの乱れが考えられます。 ストレスを受けて交感神経が優位になると、全身が緊張し興奮状態になります。 交感神経は男性ホルモンの分泌を促すため、 緊張状態が長く続く生活をしている人ほど男性ホルモン優位の体質に傾いてしまうのです。

忙しくていつもイライラしていたり、気の休まるひまがない生活をしている人は、 ニキビを作りやすい条件に囲まれているようなもの。 ぬるめのお風呂に入るなど、リラックスする時間を意識的に作ったり、 睡眠を十分にとるなど、基本的な生活習慣を見直してみると良いでしょう。

あごなどに出来た大人ニキビは特に治りにくく、自分でつぶすと痕が残る厄介なものです。毛穴の中に皮脂の塊が残る粉瘤（ふんりゅう）になると、 同じ個所が何度も化膿を繰り返して重症化することもあります。 どうしても治りにくい大人ニキビにお悩みの方は、 治療実績のある美容クリニックにご相談ください。 様々な治療メニューで、身体の外側と内側からニキビの原因にアプローチしてくれます。